その他業務 仮想化サーバによる業務支援システムの一元管理

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弊社によるソフトウェア・アプリケーション開発内容

環境
LinuxPostgreSQLCPHPOracleVMware
工程
構想設計~システムテスト
規模
開発全体150人月(3年)
詳細
仮想化サーバーへのシステムリプレース
MVCモデルからDBサーバー、Webサーバー、APPサーバーを分割し、VMwareを使用することで業務支援システムの分散機能を向上。また複数台の遠隔にある制御サーバーを一元管理できるようなシステム構築を行った。
構想設計時には、フォールトトレラントとトレーサビリティを重視。

仮想化サーバー

仮想化サーバーは、1台のサーバー上で専用の仮想化ソフトウェアを立ち上げ、サーバー上のプロセッサ・メモリといったリソースを分割し複数のオペレーティングシステム(OS)を動かすことです。サーバーの設置台数を減らせるため、システム導入やリプレースにかかるコストを抑えることができます。

 

仮想化は、仮想化ソフトウェア(VMware vSphere・MS Hyper-Vなど)によって実現します。

仮想化ソフトウェアをミドルウェアのようにCPUやメモリなどのリソースを分割して配置することで、ハードウェアをひとつのリソースと捉えて、仮想化ソフトウェア上に仮想ハードウェアを自由に構築できます。1台の物理サーバー上に複数のサーバーを集約できるため、管理コストや負荷分散ができます。

仮想化のメリット

 サーバー管理の効率化によるコスト削減

サーバー仮想化を導入して、遠隔地に存在する複数台のサーバーを1か所に集約することで、サーバー管理が容易になり、人件費や保守費用のコスト削減できます。

 

 拡張性の高さ

仮想化を行うことで、(物理)サーバーリソースに空きがあれば容易に仮想サーバーの台数を増やしていくことができます。

サーバを利用する際に必要なハードウェアのスペックやOSを、ユーザーが自分で自由に選定して、ネットワーク越しに利用することが可能です。

必要性に応じて柔軟に拡張できることも、仮想化の大きなメリットだと言えるでしょう。

 

 障害・災害対策

仮想化することでバックアップが取りやすく、障害時のメンテナンスが少なくて済みます。

仮に物理サーバーでハードウェア障害が発生した場合、その故障したサーバー上で動作していた仮想サーバーは別のサーバー上に移動させることができるため、処理作業はそのまま継続できます。ハードウェア機器を交換時でも、仮想ハードウェアには影響がないため、アプリケーション側の設定を変更する必要もありません。

 

また近年では、AWSやAzureなどのクラウドサービスを用いて仮想化することで物理サーバー自体をなくすこともできます。そのうえでWebアプリケーションの開発を行う際に、上記のメリットがますます際立ってきています。

 

弊社の仮想化ソリューションをご希望の際は、以下の見積もりフォームからご相談ください。